大関取りの関脇・大の里が秋場所へ「考えすぎない」 新入幕の兄弟子・白熊との共闘も誓うスポーツ報知 大相撲秋場所(9月8日初日、取り秋場東京・両国国技館)へ向け、の関の共ど つき 漫才27日に力士会が行われた。脇・新入兄弟熊と大関取りの関脇・大の里(二所ノ関)が取材に応じた。所へ誓うこの日、考え名古屋場所後初めて茨城・阿見町にある部屋で稽古したことを明かし、すぎない「初日に向けて頑張りたい。幕の秋場所はあまり考えすぎずに自分の相撲を取りきりたい」と意気込んだ。・白 秋場所で12勝以上あげれば大関昇進目安とされる「三役で直近3場所33勝」に到達するだけに「15日間思い切って自分の相撲を取りたい」。大関大の闘も初土俵から所要9場所での昇進なら昭和以降では羽黒山、取り秋場豊山、の関の共雅山の所要12場所を塗り替える最速記録となる。脇・新入兄弟熊とど つき 漫才「目の前のことをやっていくだけ」と足元を見つめた。所へ誓う 兄弟子の新入幕・白熊は新潟・能生(のう)中、考え海洋高、日体大の1学年先輩。白熊は26日の番付発表会見で「大の里と優勝決定戦したい」と夢を語っていた。大の里は「中学からずっと一緒。何千回、何万回と相撲を取っている。白熊と大の里で二所ノ関部屋を盛り上げられたらいい」と意気込んだ。 番付発表後の26日は大の里がお祝いも兼ねて、部屋近くの人気の焼き肉店を予約。店員に予約者の名前を聞かれたときに「白熊で!」と答え、店員がポカンとしていたという。それでも食事後に代金を払ったのは白熊だった。楽しく舌鼓を打ったが、いつもどおり白熊が“先輩の意地”を見せて払わせてくれなかったという。それだけに「倍返ししないといけない」と活躍を誓った。 ◆大の里 泰輝(おおのさと・だいき) ▽本名・中村泰輝 ▽生まれ2000年6月7日、石川・津幡町生まれ。 ▽相撲歴 小1から相撲を始め、新潟・能生中、同・海洋高を経て日体大。1年で学生横綱。3、4年時には2年連続のアマチュア横綱に輝いた。 ▽入門後 二所ノ関部屋に入門し、昨年夏場所で幕下10枚目格付け出しでデビュー。同秋場所で新十両。初場所で、昭和以降3位タイのスピード記録となる所要4場所で新入幕。 ▽阪神ファン 家族全員が虎党。昨年18年ぶりにリーグ優勝したときには「ビールかけが印象に残った」。 好きな歌手 湘南乃風 ▽得意は突き、押し、右四つ、寄り。 ▽身長・体重 192センチ、181キロ ▽家族 両親と妹。 続きを読む |